初めまして、マームとジプシーの藤田貴大といいます、この度のフェスティバル/トーキョーの、公募プログラム、で、『ハロースクール、バイバイ』という作品を発表します、よろしくお願いします。
大変恐縮なんですが、このブログみたいなのを、見たことが僕はなくって、でも今この文章を書いています。
見たくなくって、とかじゃなくって、機会があれば見たいんですが、僕は何故なら、インターネットがある環境に、身を置いていないから、で。
このことを良しとしているわけじゃない、周りの人たちには大変迷惑をお掛けしています、僕がインターネットがある環境にいないことが、周りの人たちにとってどれだけストレスか、計り知れない。
『この場をお借りして、』的な感じで、謝るとかいうのもしません、『この場』も当然のこと、『インターネットがある環境』も、僕はどういう場所かわかっていない、つまり僕の居場所とは、本当に不確か、だ。今、本当に不確か、なんだ。
続けます、今日から(この文章を書いているのは、そう、2010年10月20日、だ。)約一週間後(2010年10月28日、だ。)、僕らマームとジプシー、と、僕が前々から憧れていたダンス的パフォーマンスグループ・モモンガコンプレックス、とが、バレーボール対決をする。場所は横浜である。YCCという場所。20時からである。観戦してくれる人募集してます、無料です。あと、インターネットで、なんとかストリームみたいなので、生放送的なこともするんでこちらも楽しんでいただければ。詳細は、http://mum-gypsy.com/。マームとジプシーのホームページです。
戻ります、このマームVSモモコン。バレーボール対決。といっても、この試合には、球がない。つまり選手たち(あえて選手と言います、)は、存在のしない架空のボールを追って、バレーボールをする。これを僕らは、エアーバレーボール、と呼んでいます、だから、エアーバレーボール対決、を、2010年10月28日にする。場所は横浜である。YCCという場所。20時からである。観戦してくれる人募集してます、無料です。あと、インターネットで、なんとかストリームみたいなので、生放送的なこともするんでこちらも楽しんでいただければ。詳細は、http://mum-gypsy.com/。
というのは、僕はこの試合が、楽しみでしょうがないんですね、なぜ楽しみか、というのは、選手たち(あえて言う、)は、架空のボールを追って試合をする、不確かなモノ、を追って。一生懸命、汗だくになって。
そう、この文章を書いているのは、そう、2010年10月20日、だ。今も、そうだ、僕だって、不確か、なんだ。『この場』がなんなのか知らない、さらには『インターネットがある環境』にもいない、不確か、な、場所にいるんだな。
そうそう最期に、ハロースクール、バイバイ、なんですが、バレーボールのお芝居。一応。女子バレーボール部の話です。そうそう、だから、バレーボール対決とかするんです。
お芝居に出てくる人たちも、とっても定かでない世界を生きている。球はないし、ここは現実か、幻覚か、みたいな。なんかそういう作品になりそう、です。
フェスティバル/トーキョーという磁場に、アナログの僕らがいれたことが嬉しくてしょうがない、なぁー。
今日も夕方から稽古。不確かなモノを手探りで。
【プロフィール】
藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める演劇団体として2007年設立。シーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法を特徴している。また、役者が持つパーソナリティーを観察し、役者の質感を作品に大きく反映させている。アゴラ劇場演劇フェスティバル冬のサミット2009に参加。本作でKYOTO EXPERIMENT 2010フリンジ企画"HAPPLAY♥"とF/T公募プログラムに同時参加。
【F/T公募プログラム】
マームとジプシー 『ハロースクール、バイバイ』
11月24日(水)~28日(日) シアターグリーン BASE THEATER
フェスティバル/トーキョー(F/T)公式サイト内 マームとジプシー 公演詳細ページ