映画『第三の男』をはじめ、その作品の多くが映像化されている英国の小説家、グレアム・グリーン。彼の作品のなかでもストーリー展開の巧みさが凝縮された一作といわれている『叔母との旅』に、4人の実力派俳優が挑みます。
なんといっても最大の特徴は、老若男女20役以上のキャラクターを、段田安則、浅野和之、高橋克実、鈴木浩介の男優だけで演じきる、という大胆な手法。「語り手」である主人公ヘンリーでさえ複数の男優によって演じられ、会話の途中でありながら、一人の役者が瞬時のうちに複数の役を演じ分け、スリリングな劇空間が青山円形劇場で展開されます。
物語は、英国の閉鎖的な社会からはみ出し、奔放な人生を送った「叔母」と真面目だけがとりえの「甥」ヘンリーが、ひょんなことから共に旅をすることに。英国の保養地ブライトンへの小旅行だったはずが、「叔母」に誘われるままに、パリからオリエント急行に乗って、スイス、イタリア、イスタンブール、ついには、南米アルゼンチンからパラグアイへ! ロードムービーのような壮大な走行距離を、原作のスピード感はそのままに、ユーモアとアイロニーたっぷりに描く "自分探しの旅物語"です。
そんな"オバタビ4人組"と応援団の八嶋智人さんが、
8月9日(月)19~20時から放映の「ネプリーグ」に出演します。
(八嶋さんは、本公演の演出家・松村武さんが、所属する劇団カムカムミニキーナの主宰ということで参戦!)
以前にも段田安則さんと高橋克実さんがチームを組んで
この番組に出演したときは歴代最高視聴率を記録したそうで、
今回も周辺からアツい期待がかかっているとのこと。
(何の期待、でしょうか・・・?! 笑)
8月20日の開幕前に、出演者4人+応援団のみなさんの
息のあったチームワークぶりが見られそうですね。
*ペア割引、トリオ割引券発売開始しました!
▼「叔母との旅」
8月20日(金)~9月19日(日) 青山円形劇場(東京)
[原案・原作]グレアム・グリーン
[劇作・脚本]ジャイルズ・ハヴァガル(劇化)
[翻訳]小田島恒志 [演出]松村武
[出演]段田安則 / 浅野和之 / 高橋克実 / 鈴木浩介