●よこやまのステージ千一夜●
大地真央さん主演のミュージカル「マイ・フェア・レディ」の製作発表に、本日行って参りました。
そして初代イライザの江利チエミさんから始まったこの作品は
日本初のブロードウェイ・ミュージカルでもあります。
1990年の帝国劇場の公演から足かけ20年、6代目イライザを演じてこられた大地さんは
この代表作を今年限りで卒業! するとのこと。
大地さん曰く
「イライザは私の親友のようなもの。
(この場面の演技や気持ちは)こうだよね? こうかもね?と考えながら、
一緒にやってきました。
『マイ・フェア・レディ』は
これぞミュージカルといえる作品。脚本が良く出来ていて毎回発見がある、
奥深い作品です」
また今回卒業することについては
「宝塚の退団も同じような気持ち。
そのときも男役は本当に大好きでいつまでもやっていたかったけれど、
歌劇団というところは卒業するところだ!と思って、
では30歳手前で!と思っていました。
この作品もイライザという役も、いつかは卒業する役だと思っていました。
あ、コレ、私、(舞台が)終わったら泣くでしょうね。
でもそれはこんなに長く演じることが出来たという嬉しさからでしょうね」
とのこと。
ファンならずともしみじみしますね。
でも大地さんは次へ次へ進むことを考えていらっしゃるのか、
淡々と語られていました。
さて。
話は変わりますが!
明日の早朝はサッカーW杯 日本vsデンマーク の決勝トーナメント進出をかけた戦いということで、
大地さんは日本代表へのメッセージを!と声をかけられると、
テレビカメラに向かって、
「勝て!!!」
と力強いひとこと。
これには集まった記者も大爆笑。
「でも明日は、引き分けだって決勝トーナメント行けるんですよね?」と記者に逆に話しかけるなど、
いろいろサッカーも気になっているご様子。
公演に話を戻しますと。
今年10月29日昼の部で大地真央のイライザ通算600回を迎えるこの公演、
ヒギンズ教授は石井一孝さん、ドゥーリトルは上條恒彦さん、ヒギンズ夫人は大空眞弓さん、ピッカリング大佐は升毅さんが務めます。
博多座は10月18日(月)~31日(日)まで、チケット発売は8月7日(土)より。
名古屋・中日劇場は11月2日(火)・3日(水)、チケット発売は9月24日(金)より。
そして東京公演ですが、
JCBホールにて、11月17日(水)~20日(土)まで。チケットは10月16日(土)より発売です。