注目の劇作家による公演が目白押し

●よこやまのステージ千一夜 ~イチオシ!編~

 

Teamげきぴあのヒラノさんも先日書いていましたが、
井上ひさしさんの訃報......。
テレビのテロップで速報を見たときに、ご飯を食べていたのですが、ビックリしてお箸を落としてしまいました。

軽妙な筆づかいのなかに秘められた、庶民を見つめる温かい眼差し、歴史から学ぶ社会風刺など、
井上ひさしさんの戯曲には、これからを生きる者が持つべき
生きていく知恵や、人として忘れてはならない心の温かさ、ユーモアがそこかしこに散りばめられています。

井上ひさしさんはもちろんのこと、
今日は注目の劇作家をご紹介します。

・井上ひさしさん

訃報のあと、演出家の蜷川幸雄さん、藤原竜也さんが会見をされましたが、
現在稽古中の「ムサシ」は、ロンドン、NYでの公演を控えているため
昨年の初演バージョンより30分ほど戯曲をカットしています。


病床の井上さんが自ら赤字を入れ、短く手直しした本作、
昨年の初演を観ていらっしゃる方も、これが初めてとなる方も、
その目で確かめてください。
どこを切って、どこを活かしたのか。
海外より招かれた日本の優れた戯曲として、世界に何を伝えたかったのか。
劇作家の意図が感じられると思います。


そのほか、井上ひさしさんの作品は「ムサシ」以外にも、
6作品控えていますので、こちらもお楽しみに。


・野田秀樹さん

NODA・MAP新作「ザ・キャラクター」が、今週末4月17日(土)よりいよいよ発売です。
出演は近年NODA・MAPの常連となっている宮沢りえさん、
劇団☆新感線の先日の公演では天海祐希さんと歌、ダンス満載の楽しいステージを見せた古田新太さん、
テレビドラマはもちろんのこと、所属の演劇集団 円では濃密で実験的な舞台を見せる橋爪功さん、
野田さんを含め10名。
内容は町の小さな書道教室からギリシャ神話の世界が立ち上がる"物語づくしの物語"になるのだとか。
吉本興業から藤井隆さん、新国立劇場の「夏の夜の夢」で妖精パック役を演じたひょっとこ乱舞のチョウソンハさんも出演します。
こちらもお楽しみに。


・ケラリーノ・サンドロヴィッチさん

近年、秀作を連打するKERAさんは、
今週末4月17日(土)から開幕する翻訳劇「2人の夫とわたしの事情」(原作サマセット・モーム)の、
上演台本・演出を手がけています。
出演は初顔合わせとなる松たか子さん、段田安則、渡辺徹さんなど。
エドワード・オールビーの「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」で
翻訳モノの演出の手腕にも長けているとあって、こちらも気になるところ。

そしてなんといってもナイロン100℃の新作「2番目、或いは3番目」も、
今月末4月24日(土)に発売。
今まで書きたくてなかなか書けなかった"差別とエゴ"の問題に切り込みます。


ふー。おなかいっぱい。

ということで、まずは3人の劇作家をご紹介。
今年も注目作が続きます。

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