ヤン・リーピンの「シャングリラ」の初日に行ってきました。

●かねこのぶろぐ●

19時の開演だったので、18時45分ごろオーチャードホールに 入ると、ロビーの一角に何やら黒山の人だかりを発見。
何だろう?と思って覗きに行こうとしたけれど、人、人、人の頭で見えない。
近くにいたブロデューサーに人だかりのわけを聞いたら、雲南省の 少数民族の人たちが作った手作りのグッズを販売しているらしい。
しかも高い商品から売れているのだとか(!)
お客さんはどうやら事前情報をもとに集まってきているんじゃないかと言う話。

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俄然興味がわいたので、少しお話を聞かせてもらえないかとお願い をしたところ、終演後に担当の方を紹介していただける事になりました。

さて、終演後、早速と思ってグッズコーナーに行ったところ、やっぱり凄い人だかり。
まぁ今日は初日だし、お客さんもロビーで写真を撮ったり、パンフやTシャツを買ったりと、そこここでいま見た舞台の興奮が冷めやらぬ様子でごった返していたため、少しブラブラ待つ事に。

待っている間、真っ赤な表紙の(布がかわいい!)パンフを読みながらグッズ人気の謎をチェック!

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ようやくお客さんが帰ったところで、担当の方にいろいろお話を聞 いてみました。
ちなみに、現地の方なので、担当の方に通訳をしてもらいながらの プチ取材。
後から考えるとかなり貴重な話が聞けたのではないかと思いました。

この公演用に持参したグッズは100点ほどあるとの事。
値段は安いもので500円の携帯ストラップから、高いものは12 万円の豪華な刺繍のジャケットまで。
ジャケットの刺繍は"平刺繍"と言い、1着作るのにおよそ1年間 かかるのだそうです。
同じ刺繍作品でも、バッグに施されている刺繍は"馬尾刺繍"と言 い、技術的にかなり難しいのだとか。
確かに立体的で非常に細かく、これを手作業でひと針ひと針刺して いるのかと思う気が遠くなるような気がしましたね。

 

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グッズの種類はかなり豊富で、イヤリング、ネックレス、ブレスレット、服、 靴、帽子、人形、飾り、写真集カード、本...等々。
面白かったのが、子供用の帽子と枕!色鮮やかでデザインがかわいい。
人気の秘密は、日本では手に入らない貴重な品々だったから、と判明しました。

 

20100318kodomobmakura03.jpg

さて、個人的に気になったのは玉石と言う薄いグリーンの石で出来たお守り。
いくらですか?と値段を聞いたら2万5千円との事。
う~ん。。。衝動買いで万単位はちょっと勇気がいるな、と言う訳で、お土産に携帯ストラップを購入。
パワーストーンは元々好きなので、"運"が向いてきそうなパワーを信じてみたり。

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さて、肝心の公演の内容ですが、身体に沁みる太鼓や笛の音、鮮やかな衣裳と踊りと盛り沢山。
今回初登場の、8メールもの本物の竹で出来た笛の音には癒されました。
神秘なエネルギーを感じたい、とか、ストレスフリーな気持ちを取り戻したい、と
言う人にはおススメの舞台。
当日券はまだあるようなので、気になる方はオーチャードホールまで。
東京公演の後、大阪公演もありますよ。

ヤン・リーピンの「シャングリラ」大阪公演のチケット情報

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