『天才執事ジーヴス』の最近のブログ記事
ウエンツ瑛士と里見浩太朗の初ミュージカル作品としても注目が集まっている『天才執事 ジーヴス』。数多のユーモア小説で知られる英国人作家P.G.ウッドハウスのベストセラーをもとに、アンドリュー・ロイド=ウェバー(『オペラ座の怪人』『キャッツ』)の作曲によって1975年にミュージカル化。その後のリバイバル版やブロードウェイ版も大人気を博しているコメディ・ミュージカルだ。今回が初演となる日本版では、他に高橋愛、なだぎ武、右近健一、エハラヒロユキ、入来茉里、つぶやきシロー、そして樹里咲穂にモト冬樹と、個性と実力を兼ね備えたキャストが勢ぞろい。6月中旬、和気あいあいとした稽古場を訪ねた。
ミュージカル『天才執事 ジーヴス』稽古場より
愛すべきコンビ、バーティ・ウースターと彼の執事ジーヴスが繰り広げるミュージカル「天才執事 ジーヴス」!
外国人執事喫茶バトラーズカフェにて、この企画限定でご用意頂く「ジーヴス特別メニュー」のランチ付きチケットを
6月26日(木)10:00より発売します!
さらに、なんと、外国人執事の写真撮影会付きです!
ご購入を迷われていた方、是非この機会にご購入し、素敵な体験をなさって下さい~。
ジーヴス特別メニューランチ付きチケット(外国人執事と写真が撮れる撮影会付)
【販売期間】 :6月26日(木)10:00~対象公演回の最終販売日まで
【対象公演日】:全公演
【席種】 :S席/執事喫茶プラン付 10,500円
【枚数制限】 :6枚
【ランチ・執事との撮影場所】外国人執事喫茶バトラーズカフェ
【外国人執事喫茶バトラーズカフェについて】
《メニュー》ランチコース
合鴨とスモークサーモンのサラダ
カニのトマトクリームソースのパスタ
本日のスイーツ
紅茶(当館のティーセレクションよりお好きな紅茶を当日お選び頂きます)
バトラー(執事)との記念撮影
《注意事項》
必ず事前にご予約下さい。(TEL:03-3780-6883)
なお、土日は混み合いますので予約が取りづらくなっております。
当館は2時間制でのスタートとなります。
2時間の時間を掛けてゆったりとサービスさせて頂く流れとなりますので、
御滞在頂ける御時間が90分未満のプリンセスの御入館は御遠慮願っております。
ランチ営業時間 火~金12:00~16:30 土日祝12:00~18:00 月曜定休
2時間制なので平日は14:30まで 土日祝は16時までにご入館下さい。
使用期間は7/4(金)~7/25(金)までです。
英国の国民的作家P.G.ウッドハウスのシリーズ小説をもとに1975年にミュージカル化、その後も1996年に再演版が、2001年にはブロードウェイでも上演された『天才執事ジーヴス』。あの『オペラ座の怪人』などで知られる作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、20代で手掛けた作品としても知られている。今回が初となる日本版では、お気楽な青年貴族バーティ・ウースターにウエンツ瑛士、冷静かつ忠実な執事ジーヴスには里見浩太朗という魅力的な顔合わせが実現。6月2日、ウエンツと里見に加えてキャストのモト冬樹、樹里咲穂と、演出の田尾下哲が出席して制作発表が行われた。
舞台は20世紀初頭のロンドン。教会のホールでバーティ(ウエンツ)がバンジョーの演奏会を催そうとするが、直前になって楽器が消えてしまう。彼の執事ジーヴス(里見)は、代わりにバーティの友人たちの不幸話を取り入れた即興劇を提案。バーティは元婚約者のオノリア(樹里)や裁判官のバセット(モト)、ジーヴスの姪スティッフィー(高橋愛)、米国の会社の御曹司サイラス(なだぎ武)らを巻き込み、さっそく奇妙な芝居の幕を開けるのだが...。
ウエンツと里見は、今回がミュージカル初挑戦。ウエンツは「ミュージカルはセリフの言葉を音楽に乗せていく点が、(コンサートなどで歌う)歌と違うところ。圧倒的なパワーで劇場を包めるように頑張りたい」と早くも意気込み充分。
ウエンツと同じく歌手としてもヒット曲を持ち、長年コンサートを続けてきた里見も「俳優生活56年のうち80%が時代劇(笑)。でも若い頃から音楽も歌も好きで、ミュージカルは憧れだったんです」とミュージカル初出演を楽しんでいる表情だ。
また樹里は「貴族の娘役!と喜んだんですが、原作を読んだら『見た目はミドルウェイト級』とあって...(笑)。さらに肉食系だそうなので、どう演じるか考え中です」と笑顔。
モトも「僕はこう見えてルールは守りたいタイプ。でもイメージと違う役をやるほうが面白いですし楽しみですね」と語った。
続けて演出の田尾下が「イギリスの喜劇らしい、頭から尻尾まで無駄のない伏線がある作品。ウエンツくんは貴族らしい美しさ...特に手が奇麗なので役にピッタリですね」と本作への想いを語った。
会見中、「瑛ちゃん(ウエンツ)は8曲も歌うんですよね」という里見に、ウエンツが「プレッシャーをかけないでください」と返すと、すかさず里見も「申し訳ありません、ご主人様」と応えるなど、早くもチームワークは抜群の様子。英国製らしい、笑いとウィットに富んだミュージカル・コメディを期待したい。
公演は7月4日(金)から13日(日)まで東京・日生劇場にて。チケット発売中。
取材・文:佐藤さくら