「ア・フュー・グッドメン」の最近のブログ記事

チケット情報はこちら


銀河劇場で6月14日(日)に千秋楽を迎えた「GO WEST」主演の渡部秀さんが
同じ事務所の平埜生成さんが出演し、6月19日(金)に幕を開ける「ア・フュー・グッドメン」ゲネプロを観劇。
さっそく観劇レポートを頂きました!
IMG_0252.JPG

皆様こんばんは
渡部秀です。
この度は銀河劇場で公演が始まる舞台『ア・フュー・グッドメン』のレポートを書かせていただきます。

実は、つい先日までこちらの銀河劇場で『GO WEST』というコメディをやらせていただいたばかりでして、早くもこの劇場に戻って来るとは思っておりませんでした。

今回は、観る側として舞台を楽しませていただきました。同じ劇場なのに、全く空気が違う銀河劇場、それもそのはず『ア・フュー・グッドメン』は法廷が舞台。

0425d.jpg

例えるなら、静かで黒く大きな爆弾に、一本の長い導火線に火が通っていく様な内容です。決して重くなく、信念のある人間達が各々の誇りや正義をかけて、静かに戦う物語。いままでこんな説得力のある舞台は見たことがありません。何かを守る為には何かを犠牲にしなければいけない。実は狭いフェンスの中で生きている人間が、もがき苦しみ自由や栄光を掴むために日々何かと戦っているんだなと改めて実感しました。

0620d.jpg

最近法廷を舞台にした作品をよく目にしますが、『冤罪』、『裁判員』などたくさんのテーマが盛り込まれている法廷になぜ魅力があるかとふと考えた時、自分の中でみつけた答えは『狭い世界の中にも必ず真実がある』
例え小さな事件でも真実を闇に隠してはいけない、この小さな正義に惹かれたんだな~って思いました。

まぁなんやかんや説明しましたが、要するに正義に大小は関係ないってこと。
生成これから頑張れ!
その正義と悪の中心に君がいる。
その裁きが下る瞬間まで役者としての誇りをかけて最後まで、、

『ア・フュー・グッドメン』皆様も是非。

撮影:宮川舞子

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら


ア・フュー・グッドメンの稽古場取材に行って参りました!

DSC_0021.JPG
淵上泰史さんは本作品が初舞台とのことですが、瀬奈じゅんさんとのかけ合いはとても迫力がありました!
平埜生成さんは本物の海兵隊と言わんばかりの堂々たる演技で、見ているコチラの背筋が思わずピシッとなります。
DSC_0009.JPG

田口トモロヲさん演じるジェセップ大佐は権力を振りかざし、相手をねじ伏せようとする人物、
小西遼生さん演じるロスは聡明で且つ冷静沈着な人物、どちらも個性的なキャラクターを見事に演じきっていました。
DSC_0018.JPG
DSC_0006.JPG
その後は一般のお客様を交えての座談会!
DSC_0062.JPG
司会進行は阿部丈二さん、素敵な進行でキャストの皆さんも和やかな雰囲気です。
DSC_0051.JPG
演出の鈴木勝秀さんも含め、笑いありの楽しい座談会となりました!
公演初日は6月19日(金)19:00 天王洲 銀河劇場にて。前売券のほかに様々な企画チケットも絶賛発売中です!

当日の稽古場レポートとチケットに関する情報に関しては下記をクリック!

チケット情報はこちら

チケット情報はこちら


アーロン・ソーキンによる傑作法廷サスペンス『ア・フュー・グッドメン』が6月、天王洲・銀河劇場で上演される。トム・クルーズの同名映画でも知られるこの作品だが、今回上演されるのは、演出の鈴木勝秀により20人に及ぶ登場人物を7人に絞り込んだ日本オリジナル版となる。 

弁護士・ギャロウェイ少佐役には「ミュージカルでは勉強できないような、しっかりと軸のあるストレートプレイの役柄をやってみたかった。お話を頂いた時、自分が変われるチャンスだと思いました」という瀬奈じゅん。検察官ロス大尉には「自分はミュージカル作品の出演が多いのですが、会話劇でありながらエンターテイメントでもあるスズカツ(鈴木勝秀)さんの作品が大好きだったので
、お話を頂いて即快諾でした」という小西遼生。ミュージカル界で活躍するふたりがストレートプレイで顔を揃えたというのも興味深い。 

意外にも? 今回初共演のふたり。しかしインタビューの中ではさまざまな共通点が見えてくる。まずはふたりとも「"法廷もの"が大好き!」
ブログ用.jpgのサムネール画像ブログ用2.jpgのサムネール画像のサムネール画像
「法定劇の魅力は、人の言葉から発するすごいエネルギー。また感情とセリフが全然違うことを言っていたりするんですよね」(小西)
「そう、それが面白い。喜怒哀楽を表現するのって楽しいんですけど、喜怒哀楽を隠しながら表現することの楽しさも法廷劇の魅力ですよね。単純じゃない取引というか」(瀬奈)
「あとは自分をコントロールできずに、ウワーってなってしまった状態での言葉のやりとりとか。この作品にはそういう魅力が詰まってる」(小西)
「緻密に積み上げていくから、アドリブが効かない怖さはありますけどね(苦笑)」(瀬奈) 

作品中で裁かれるのは、米海兵隊基地で起きた殺人事件。弁護にあたった法務総監の若きメンバーたちは、事件の背後に軍隊内の"しごき"のための暗黙の制裁があったことを知り、「正義とは?」という問いに苛まれてゆくこととなる。作品のテーマについて語り合っていた際、瀬奈が例えに出したのが「SEKAI NO OWARI」の大ヒット曲『Dragon Night』。 

「あの歌詞じゃないけど、いじめた方にもいじめられた方にも正義があって、理解ができないながらも理解しようとする働きというか......見方によってはなにが正義かわからないことってありますよね」(瀬奈)
ブログ用3.jpg
「相反する別のものの真理が似ている、ということもよくあるわけで。あの歌が大ヒットしてるということは、そういうことをみんな感じてるんじゃないかなと。まさにこの作品に通じる主題ですよね」(小西)
ブログ用4.jpg

シンプルに答えが出る問題ではないけれど、観た人が色々なことを感じ取ってもらえたら-その想いはふたりとも共通。息詰まる攻防の中に、熱い情熱が息づく作品となりそうだ。 

公演は6月19日(金)から28日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。チケットは発売中。 



チケット情報はこちら

チケット情報はこちら


平埜.JPG

トム・クルーズの同名映画で知られる傑作軍事法廷サスペンス『ア・フュー・グッドメン』。
映画公開より23年の時を経て、日本オリジナル版の上演が決定した。

 

キューバの米海兵隊基地で起きた殺人事件。
その弁護にあたった法務総監の若きメンバーたちは、
軍隊内の落ちこぼれに対する暴力的制裁「コード・レッド」の存在を知り......というストーリー。
元の作品では20人以上の人物が登場するが、今回の上演にあたり演出の鈴木勝秀が脚本を一部改定、
キャストは7人に絞りこまれた。殺人の被疑者として裁かれる若き海兵隊・ドーソンを演じるのは平埜生成。
アミューズ所属の若手俳優で構成される「劇団プレステージ」所属、
昨年は蜷川幸雄演出『ロミオとジュリエット』に出演するなど近年活躍の幅を広げている注目の俳優だ。

 

出演にあたり映画作品を観て「いろんな事を考えさせられた」という。

平埜2.JPG

法廷ものなんですけど、今よくある法廷ものとは違うんですよね。
けして華やかな演出などではないですし。あくまで法廷が舞台になっているだけというか......
裁判の争点になっているのは軍隊内部での話ですけど、
今でも色々なところにある話だと思うんですよ。
学校とか会社とか、そこでしか生きられない人たちの起こしてしまったこと、
という意味ではどこでも起こりうるなと」

けして単純な「正義対悪」の二項対立ではないこの作品。
それだけに殺人を犯し裁かれるドーソンの存在......"なぜ"彼が罪を犯すに至ったか、
そしていかなる葛藤を持っているか、ということが物語上で大きな意味を持つ。

「多分、登場人物それぞれが"間違ったこと"はしていないというか、
それぞれの正義があるんですよね。ドーソンにはドーソンの正義がある。
それをきちんと演じることで、ラストシーンがより意味を持つのでは、と思っています」

 

近年劇団以外の作品も目立ってきた彼だが、
今は「舞台に出るのが楽しくて仕方ない」という。
それは昨年の『ロミオとジュリエット』で、蜷川演出の強烈な洗礼を受けたことが大きいようだ。

「本当にきつかったです(苦笑)。でもボロボロになって
『今の自分には価値がない』ということに気付かされたから、
今"演じる"ことがどんどん面白くなってます」

物語上のキーマンともいえる役柄に抜擢されたことで、やはりプレッシャーもある模様。「ドキドキですよ(笑)」と語るが、新たな出会いがもたらす刺激への期待が上回っているようだ。さらなる成長を遂げた姿を舞台上で観られるのも楽しみに待ちたい。

公演は6月19日(金)から28日(日)まで天王洲・銀河劇場で上演される。

平埜3.JPG


チケット情報はこちら

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉