舞台 「アドルフに告ぐ」が本日より開幕します。
昨日、開幕に先立って行われたゲネプロ公演の様子をお届けします。
ベルリンオリンピック開催の裏で、ある秘密文書が消えた。
アドルフ・ヒットラーの出生の秘密が記されたこの文書に、
ふたりの青年アドルフ・カウフマンとアドルフ・カミル、
そして多くの男女の運命が翻弄されていく物語。
協合通信のドイツ特派記者である峠草平(鶴見辰吾)の回想シーンから物語は始まる。秘密文書について重要な役割を担い、本作の一連の事件は彼の回想で語られている。
幼少期のアドルフ・カウフマン(成河)と、母の由季江・カウフマン(朝海ひかる)。
ドイツ人の父と、日本人の母のハーフであるアドルフ・カウフマンは、父親の強い要望によりナチスの幹部養成所への入学を進められ、抵抗を試みるもドイツ本国へと送られてしまう。
幼少期のアドルフ・カミル(松下洸平)とアドルフ・カウフマン。
2人は親友だったが、カウフマンがドイツへ送られてから、それぞれの過酷な環境が彼ら自身と彼らの関係性を変えていく。
ドイツに送られたカウフマンは、強烈な教育により徐々にナチズムへと染められていく。
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