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2018年12月から2019年初頭に上演され、大人気を博した作・演出:三谷幸喜音楽:荻野清子によるオリジナル・歴史ミュージカル「日本の歴史」。その待望の再演が、本日2021年7月6日(火)に新国立劇場中劇場(東京・初台)にて開幕した。

写真提供:シス・カンパニー

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観劇後の帰り道でついつい口ずさんでしまったひとが続出したという荻野清子作曲のキャッチーなナンバーは今回も健在。そしてさらに今回の再演にあたっては新曲も誕生した。キャスト陣にもこれまでの、中井貴一香取慎吾新納慎也シルビア・グラブ宮澤エマ秋元才加という初演メンバーに加えて、新たに瀬戸康史が加入。楽曲・キャストともに新しい風が吹き込まれた。

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7名の俳優のみで60役以上にもおよぶ登場人物を演じ、歌い踊る構成は初演時そのまま。そこへさらに新曲や新メンバーとの出会いと融合によって生まれた今回の再演版は、初演を楽しんだ方にも、初めて観劇する方にとっても、新鮮な驚きと喜びを感じられるだろう。

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【作・演出:三谷幸喜 コメント】
「日本の歴史」が帰って来ました!
女装で踊る中井貴一、香取慎吾のエロ坊主、シルビア・グラブの織田信長、宮澤エマの平清盛、秋元才加のババア、新納慎也のジジイ、皆、戻って参りました。
さらに初参加、瀬戸康史の11役早変わり。全編見所しかない、一大ミュージカル。
歴史の転換期とも言うべき今こそ、観て頂きたい作品です。

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<公演情報>
【東京公演】
2021年7月6日(火)~18日(日)
新国立劇場中劇場

【大阪公演】
2021年7月23日(金)~30日(金)
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
※2021年7月10日(土)より一般発売

作・演出:三谷幸喜
音楽:荻野清子
出演:中井貴一 香取慎吾 新納慎也 瀬戸康史/シルビア・グラブ 宮澤エマ 秋元才加

お問合せ:シス・カンパニー
03-5423-5906 (営業時間 平日11:00~19:00)

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〇ほんとうのハウンド警部 集合写真1693加藤孝撮影.jpg後列左から手塚祐介、山崎一、峯村リエ、吉原光夫、鈴木浩介
前列左から池谷のぶえ、生田斗真、趣里
(撮影:加藤孝)

英国演劇界の巨星トム・ストッパードが、その若き日に放った戯曲『ほんとうのハウンド警部』が、3月5日(金)にBunkamuna シアターコクーン(東京・渋谷)にて開幕した。
この戯曲の舞台は、まさに「劇場」そのもの。今、観客が実際に楽しんでいる芝居に加え、舞台上では、もうひとつの「劇中劇」が展開。その劇構造を巧妙に交錯させた、ストッパードならでは頭脳プレイが炸裂する斬新な戯曲だ。何が真実で何が虚構なのか、目の前で虚実がクルクルと展開していく中で、思いっきり笑いながら演劇ならではの臨場感を堪能できる作品といえるだろう。
本作について特に話題を集めているのは、その顔ぶれ。まず筆頭は2017年に同じくストッパード作の戯曲「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」以来、4年ぶり2度目となる演出:小川絵梨子生田斗真のタッグ。そして、その周りには、吉原光夫趣里池谷のぶえ鈴木浩介峯村リエ山崎一といった演劇巧者が終結した。

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―INTRODUCTION―
若き舞台評論家ムーン(生田斗真)は、万年二番手の地位に悶々としている。今日もメイン評論家に代わり観劇にやって来た。そこで出くわした他社のベテラン評論家バードブート(吉原光夫)は、どうやらこの芝居に出演中の若手女優に入れ込んでいるらしい。
それぞれの思惑と欲望が渦巻く中、とある別荘を舞台にしたミステリー劇の幕が上がる。やがて、誰もいない舞台上で思いがけない出来事が・・・・。
これは現実なのか? 虚構の芝居の話なのか?
現代演劇界の至宝トム・ストッパードが仕かける二重三重の劇世界へ!

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(WEB)ほんとうのハウンド警部8118加藤孝撮影.jpg

【演出: 小川絵梨子 コメント】
演劇のおもちゃ箱のような世界を、毎日、素敵な役者さんたちと一緒に探検していた稽古場でした。劇構造の面白さを再認識できるような哲学的な脚本でありながら、実はシニカルで思いっきり笑えるコメディなんです。
「ストッパード?難しそう・・・」とあまり構えずに、演劇ならではの面白さが詰まった不思議な世界をお楽しみください。
生田斗真さんとは、「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」以来4年ぶりです。前回、周りをすごく引っ張ってくださって、年下なのに「兄貴」という感じでした。前にどんどん進んでいく感じとか、まるで年上のように頼りになるところとか、当時と全く印象が変わっていません。今回も、やはり頼りがいのある「兄貴」ですね。

【ムーン役:生田斗真 コメント】
ストッパードらしさにあふれた構造で、どこまでが現実で、どこからが虚構なのか、、、その境界線が溶け合っていく感じは、まさに演劇でなければ表現できない世界です。小川絵梨子さんは何事にも妥協することなく、常に前向きにトライし続ける演出家。そんな小川さんや、まさに「演劇モンスター」と言える信頼する共演者の皆さんと一緒に、戯曲を掘り下げていく稽古場での作業は、とにかく充実していました。いよいよ開幕の日を迎えます。ご来場いただく皆さんにもいろいろとご不便な思いをさせてしまうことも多いのですが、だからこそより一層、お客様を含めた全員で一緒に舞台を作っているという実感があります。これまで以上にお客様との繋がりを感じながら、毎日の舞台を精一杯努めます。是非、皆さんも楽しんでください!お待ちしています!


【公演概要】
2021年3月5日(金)~3月31日(水)
Bunkamura シアターコクーン
作:トム・ストッパード
演出:小川絵梨子
翻訳:徐賀世子
出演:生田斗真、吉原光夫、趣里、池谷のぶえ、鈴木浩介、峯村リエ、山崎一
お問合せ先:シス・カンパニー TEL:03-5423-5906

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フリムンシスターズ_キャストビジュアル.jpg10月24日(土)にBunkamuraシアターコクーンにてCOCOON PRODUCTION 2020『フリムンシスターズ』が初日を迎えた。松尾スズキのシアターコクーン芸術監督就任後初の書下ろしとなる20年ぶりの"新作ミュージカル"であり、長澤まさみ、秋山菜津子、阿部サダヲらの豪華キャストの集結でも上演前より話題を集めていた本作の初日公演レポートが到着した。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

取材・文:田中里津子 / 撮影:細野晋司

 この難しいご時世のもろもろを乗り越え、松尾スズキの書き下ろし新作ミュージカル『フリムンシスターズ』が待望の幕開けを果たした。10月24日、その記念すべき初日の舞台はまず暗転と共に銅鑼の音が響くと妖しげな色の照明が光り、それに勝るほど派手に着飾ったドラァグクイーン姿の皆川猿時が登場。そこは彼女が建てたテアトル・ド・モモという、新宿2丁目の上空に浮かぶ劇場なのだ。「劇場が好きよ」。この一言が、多くの人が待ち構えていた初日独特の空気と相俟って、これはきっと客席だけでなく舞台裏も含め、心がひとつとなって物語世界へ一気に没入していく感覚があった。その皆川演じる<信長>がストーリーテラー的な立場となり、物語はスタートする。


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小林聡美、八嶋智人、野間口徹による3人芝居、シス・カンパニー公演『あなたの目』が9月22日(火・祝)に新国立劇場 小劇場にて開幕した。本公演は「アマデウス」「エクウス」で知られる英国の人気劇作家ピーター・シェーファーが、1962年に発表した2作の3人芝居を連続上演するというシス・カンパニーによる企画の第2作目。同企画の1作目として9月18日(金)に無事、千秋楽をむかえた『わたしの耳』(演出:マギー、出演:ウエンツ瑛士、趣里、岩崎う大)から、しっかりバトンを受け継いだ。

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対となる『わたしの耳』と『あなたの目』は、それぞれ物語は全くリンクしない独立した戯曲ながら、2作品に描かれているのは不器用だけど切なくチャーミングな人々。『あなたの目』も、"ディスタンス"を意識する現代にあって、人との心の距離の取り方にハッとさせられる"今"を映した作品となった。
出演は、2年ぶりの舞台出演となる小林聡美、このコロナ禍での公演中止を経験してから初めての舞台に立つ八嶋智人、そして野間口徹の3人の巧者たち。それぞれが「これまでの役者人生で一番の台詞量!」と口にしつつ、寺十吾による演出の下、ギクシャクした夫婦関係とそこに第三者の視線を注ぐ探偵が繰り広げる男女3人のビターなコメディを完成させた。

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<「あなたの目」あらすじ>
ロンドンの閑静な地区に立派な会計事務所を構えるチャールズ(野間口徹)。絵に描いたような中産階級出身のお堅い彼のもとに、ちょっと風変わりな男が訪ねてきた。いぶかしがるチャールズに、回りくどく訪問の目的を話し出すこの男ジュリアン(八嶋智人)は、実は探偵。しかも、チャールズ当人が、自由奔放な妻ベリンダ(小林聡美)の素行を疑い、昼間の尾行調査を依頼した探偵事務所の調査員だったのだ。ここ1か月間のベリンダの行動調査の結果を、これまた回りくどく説明するジュリアンに苛立つチャールズ。ジュリアンによれば、ベリンダは不貞こそ働いていないが、毎日あてもなく、ロンドンの街を歩き回っていて、行く先々で、静かに微笑みを交わし合う男の存在があるという...。そこに突然、ベリンダが会計事務所に現れた!そして、つい数週間前から、言葉も交わしたこともないある男との出会いによって「生き返る」ような思いをすることができたと話し始めた・・・。夫婦の関係に第三者が目が介入することで明らかになる人間関係の真実とは?

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【演出家+キャスト コメント】
上演台本・演出:寺十吾(じつなしさとる)
ステイホームで家族と四六時中顔を合わせ、他人とはソーシャルディスタンスにリモート会議。人々の距離について今一度考えさせられる今日この頃にピッタリの作品です。「パブリック・アイ」「第三者の目」、つまり自我を忘れ、神のように「ただ見はるかす事」の出来る探偵が倦怠期の夫婦に素敵な距離感を提案するお話。最後までごゆっくり見て楽しんでやってください。

出演:小林聡美(こばやしさとみ)
日常に流されてつい見過ごしてしまう、大切な人の表情や言葉の意味。それらすべて掬いあげることは難しいけれど、大切な人を真っ直ぐに見つめることのできる八嶋くん演じるジュリアンのような目を持てたらいいなと思います。そんな「あなたの目」に背中を押されて、誰もが勇気をだして新しい一歩が踏み出せたら、どんなに素敵でしょう!言葉より黙って見つめることでうまくいくのだとすれば、今回の3人は喋りすぎましたね。でも楽しかった!

出演:八嶋智人(やしまのりと)
このご時世に客席に来て下すった皆様ありがとうございます♥このご時世だからこそ舞台にいる小林聡美さんと野間口徹くんとスタッフの皆さんありがとうございます♥60 年前のロンドンを舞台に書かれた戯曲にも関わらず、そしてコロナ禍であるにも関わらず、シニカルにユーモラスに僕らを魅了する物語なのは、時代が劇的に蠢く時に人の心が露呈し、「ディスタンス」ってヤツを目の当たりにするからなのでしょう。今日はそれを楽しんでくださいませ♥

出演:野間口徹(のまぐちとおる)
稽古前に読んでいた台本と、寺十さん演出の手にかかった世界は全く違いました。人間を知っている人と知らない人でこんなにも違うのか!?なんて浅はかだったのか、、、と思ったほど。とにかく普段からあまり声を荒げない人間なので、チャールズの怒りに向き合うのに苦労しましたが、じっくりと稽古を重ねて精度を上げてきました。オトナな3人の心の機微を、舞台上で細やかに丁寧に表現したいと思っています。


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シス・カンパニー公演「わたしの耳」が9月9日(水)に新国立劇場 小劇場にて開幕した。
本作は、「エクウス」「アマデウス」の作者としても有名な英国の劇作家ピーター・シェーファーによる男女3人芝居で、この後、9月22日(火・祝)より開幕する「あなたの目」(出演:小林聡美、八嶋智人、野間口徹)と対を成す作品だ。

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まず先陣を切って開幕した本作には、1年半に及ぶ英国演劇留学から帰国後第1弾の舞台出演に挑むウエンツ瑛士、多くの舞台や映像作品でその実力を高く評価されている趣里、コントを得意とするお笑いコンビ「かもめんたる」メンバーであり、「劇団かもめんたる」で演劇活動も展開している岩崎う大が登場。ロンドンのある屋根裏部屋を舞台に、男女3人が過ごすある夜の出来事を描いた本作を、マギーによる上演台本・演出にて上演する。

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<「わたしの耳」あらすじ>
内気な青年ボブ(ウエンツ瑛士)の至福の時間は、狭くみすぼらしい屋根裏部屋には似つかわしくないオーディオセットでクラシックレコードを聴くこと。ある日、クラシックコンサートで隣に座った女性ドリーン(趣里)に一目ぼれ。勇気を出して、自宅のディナーに招待するまで漕ぎつけた。まさに一世一代の大勝負なのだが、女性に不慣れなボブは、明るく経験豊富な会社の先輩テッド(岩崎う大)に助けを求め、助っ人として料理とホスト役を担当してもらうことに...。ディナーの準備を進めるボブとテッドだったが、そこに、いよいよ可愛らしくお洒落をしたドリーンがやって来た。たどたどしいながらもぎこちなく会話を続けるボブ。饒舌になるのは、自分が愛してやまないクラシック音楽の一方的な話題のみ。そんな中、テッドが持ち前の社交性でその場を盛り上げるのだが。。。屋根裏のアパートの一室で、男女3人に起きる一夜の出来事とは...?

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【演出家+キャスト コメント】
上演台本・演出:マギー
登場人物それぞれがまっすぐで滑稽なほど不器用で愛おしくほろ苦い。3人の若者のチャーミングな魅力が劇中どこを切っても溢れています。半世紀前に英国で書かれた戯曲は、今の時代の誰もが共感できる人と人の心の距離感を描いています。そして今回、さらに物理的な距離感にも気を配り演出しました。ソーシャルディスタンスと演劇表現のひとつの解答としても、どや!と全世界に問いたい。そんぐらいの鼻息です。

出演:ウエンツ瑛士(うえんつえいじ)
どんな時代でも期待値なしにありのままの相手を見つめる事は大変難しい。予期せぬ相手の言動を目の当たりにした時、それを単なる「失望」と受け取るのか。それとも自分が見誤ったのか。人生を振り返ってみるとゾクゾクする事ばかりが思い出されますが、それでもなお「青い」っていいなーと思います。いやいや、私も未だに青いな。

出演:趣里(しゅり)
男性陣の普段の会話がとても楽しくて居心地がいい稽古場でした。それに刺激的な現場です。この戯曲は生の感覚が大切な会話劇。そのリアクションが嘘にならないよう心がけているので、皆さんが作る空気感は本当に有難いんです。人間の感情や距離感の取り方、男性二人の間に入る 20 代の女の子の感情の動きなど、最後まで目が離せない舞台です!素敵な時間をご一緒しましょう!

出演:岩崎う大(いわさきうだい)
1960年代のロンドンで暮らす25歳のテッドを、中野区在住41歳の僕がどれだけ演じきれるか?これが今回の個人的テーマでした。人としてよくわからない所の多いテッドで、僕が彼と会話したら軽い喧嘩になると思います。ですが、演じていてとても面白い人間でもあります。僕が気付かないテッドの魅力を見つけてもらえたら幸いです。あの後、テッドがどんな風に家に帰ったのか?興味深いです。

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【開幕ニュース】

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花屋で働く冴えない青年が手に入れた奇妙な植物。不思議な魅力があるその植物は、水ではなく人間の血を要求してきて......。1960年の同名ホラー映画を『美女と野獣』『アラジン』などを手掛けた名コンビ、ハワード・アシュマン(脚本・歌詞)とアラン・メンケン(音楽)がミュージカル化した人気作『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が、久々に日本で上演されている。主演をWキャストで務めるのは、鈴木拡樹三浦宏規。今をときめくイケメン若手俳優のふたりが、なんとも冴えない青年をチャーミングに大熱演。新型コロナウィルス感染対策により当初の予定より1週間後ろにずれ、3月20日が初日となったが、ナンセンスなホラーコメディで、鬱屈した空気をパワフルに笑い飛ばしている。
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清水邦夫氏の傑作戯曲『楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-』 が1月17日より浅草九劇にて上演中だ。

1977年の初演より、様々な演出家・キャストで上演を重ねている"女優4人芝居"を、男優のみで上演する話題の舞台。
これまで数多の名女優たちが演じてきた"女優"役には、伊藤裕一伊勢大貴大高洋夫、そして佐藤アツヒロが挑んでいる。

本作のオフィシャルレポートをお届けします。



男優4人が密やかに大胆に演じる"女優たちの物語"



伊藤裕一、伊勢大貴、大高洋夫、佐藤アツヒロが出演する舞台『楽屋 ―流れ去るものはやがてなつかしき―』が1月17日、浅草九劇で開幕した。演出は西森英行。

"日本で最も上演されている戯曲"とも言われる、清水邦夫の傑作戯曲『楽屋』。誰が数えたかその真偽のほどは定かではないが、2016年には18団体がそれぞれにこの作品を上演する「楽屋フェスティバル」なども開催されるほど、演劇人に愛されている戯曲であることは間違いない。登場するのは、楽屋でブラックな会話をあけすけにしている女優Aと女優B、上演中の舞台作品『かもめ』のヒロイン役の女優C、長年Cのプロンプターを務めていた女優D。つまり、女優4人の会話劇である。これまでも錚々たる女優たちが挑んできたこの作品を、今回はオールメールで上演するというのが注目ポイントだ。

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01_D4A3503.jpg写真:シム・ウヒョン

松居大悟が主宰するゴジゲン第16回公演『ポポリンピック』が12月21日に福岡・イムズホールにて開幕した。物語のテーマは2020年東京オリンピック。公式種目に選出されなかったとある種目のプレイヤー、ポポの人生を描く。主演を務めるのは、長らく松居大悟とともにゴジゲンの活動を続けてきた目次立樹
そして奥村徹也東迎昂史郎本折最強さとし善雄善雄と今回もゴジゲン劇団員全員が出演。さらに、客演に劇団献身の木村圭介を迎える。

04_D4A3678.jpg写真:シム・ウヒョン

福岡公演終了後は、2020年1月から2月にかけて東京・こまばアゴラ劇場、札幌・シアターZOO、京都・THEATRE E9 KYOTOと、ゴジゲン最多となる4都市を巡る本公演。開幕に際し、主催の松居よりコメントが届いた。

「福岡でポポリンピックの幕が開けました。生まれ育った町、色んな思い出がある場所で開幕できたこと。地元の親戚や友だちと久しぶりに会ったこと。なんだか、劇ってすごいなと思います。
 怒涛のように開幕したため、今はまだ実感がありません。
 でも見た人たちの言葉を借りるなら、笑いながらも選ばれなかった切なさが届いてるようなそんな感じです。
 これから東京、札幌、京都公演に向けて、調整を重ねていきます。ゴジゲンはいま劇をやっています。
 よかったら遊びにきてください。2020年をいい年にします!(松居大悟)」

02_D4A3686.jpg写真:シム・ウヒョン

また『ポポリンピック』公演記念としてTOKYO CULTUART by BEAMSよりコラボTシャツの発売が決定!大阪を中心に活動する漫画家・イラストレーターの小西彩水さん書下ろしのデザインとなっているので、そちらもぜひ注目してほしい。

また札幌公演ではゲストを迎えたアフターイベントも開催する。

1月25日(土)18:00 ゲスト:納谷真大(ELEVEN NINES)
1月26日(日)13:00 ゲスト:ワタナベシンゴ(THE BOYS&GIRLS)※追加
1月26日(日)18:00 「ゲーム王は俺だ!~北の国だよ!全員集合~」

【ポポリンピック 関連記事】

ご無沙汰してます、ゴジゲンの松居です。 ゴジゲン第16回公演「ポポリンピック」
寒さが厳しいからこそ、暖かな気持ちをお届けします・今週末開幕・ゴジゲン第16回公演「ポポリンピック」
ゴジゲン最新作は「僕らの不器用さが生きる作品」

00_D4A3653.jpg写真:シム・ウヒョン

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屋良朝幸主演ミュージカル『ロカビリー☆ジャック』 が現在シアタークリエにて好評上演中です。
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ロカビリーに魅せられた売れない歌手ジャック(屋良)が、スターになることと引換えに悪魔と契約を交わす、いわゆる "クロスロードの伝説" を彷彿とさせる内容から、物語は意外な方向へ...!?
若者たちの成功への夢や友情、恋にまつわるドタバタなどがポップに展開していく、明るく楽しいコメディ・ミュージカル。パワフルな登場人物たちに前向きな気持ちをもらえるので、一年の "観劇納め" にも良さそうですよ!!

【『ロカビリー☆ジャック』バックナンバー】
# 開幕レポート
# 平野綾さんインタビュー

 
すでにご観劇された方はご存知かもしれませんが、本作、クリスマスシーズンにもぴったりの内容!
そして本日からはさらにクリスマス気分を盛り上げる《クリスマスウィーク》が開催されます。
クリスマススペシャルカーテンコールでは、クリスマスソング数曲をキャストが歌い継いでいくそうですので、あの人やあの人の美声で歌われるお馴染みのあの曲が聴けるかも...!?

 

《クリスマススペシャルカーテンコール》
12月19日(木)13時/18時
12月20日(金)13時
12月24日(火)13時/18時
12月25日(水)13時


《特製マスキングテーププレゼント》
12月24日(火)13時/18時
12月25日(水)13時

 
舞台写真も到着しましたのでご紹介...。

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12月7日(土)、新宿FACEにて、本格文學朗読演劇シリーズ「極上文學」第14弾『桜の森の満開の下』~孤独~が開幕した。

極上文學は、"読み師"であるメインキャストの周りを"具現師"が舞い、"語り師"が彩りを添えることで、日本文學の上質な世界観を立体的に表現し、ワンランク上のこだわりのスタイルが人気の朗読劇のシリーズ。マルチキャスティング制により、組合せを日替わりで上演し、変化のある公演も魅力となっている。

第 14 弾となる今作では、第1弾で鈴木拡樹と唐橋 充が出演した『桜の森の満開の下』を上演。「極上文學」シリーズで唯一映像化しておらず伝説的な作品ともいわれたタイトルの、期待の再演だ。

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12月6日(金)、開幕に先駆け公開場当たりとマスコミ向けのフォトセッションと挨拶が行われ、出演者らが意気込みをかたった。

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【語り師】ランズベリー・アーサー

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「今回語り師ということで物語を紡いでいくのですが、本を書いているという感覚もあり読み師を演じられるみなさんともリンクする所があるので、そういった所に注目して楽しんで頂けると嬉しいです。公演を楽しみにしていて下さい。」

【語り師】榊原優希

「先ほどランズベリーさんがおっしゃったように、この語り師という役は物語を紡いでいく、物語を創り出している存在なので、ご来場頂いた皆様に物語をしっかりと楽しんで頂けるように演じたいと思います。」

【語り師】笹 翼

「今回、坂口安吾さんの創り上げた『桜の森の満開の下』という世界観を現代で盛大に作り上げていきたいと思っております。語り師という立ち位置ではございますが、お芝居の中での立ち位置にも注目して観て頂ければと思います。」

【語り師】高坂 知也

「すごく頭の良い役でして、ちょっと頭の良さが追い付かないんですけれども(笑)自分なりに一生懸命、頭の良い人ならではの苦悩や独特の世界観、ちょっと怖いけれども綺麗な雰囲気、そういった物をみなさまにお届け出来ればと思います。頑張ります!」

【読み師】山本誠大

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「この作品はマルチキャスティングということで、役者によって全然アプローチの仕方が違いますので、その場で生まれる役者同士のコミュニケーションなどが毎公演違ってくると思います。そういったところを是非楽しみにしていて下さい。」


【読み師】松本祐一

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「今回僕自身「極上文學」では初の女性役ということで、色々研究して舞台の上に挑もうと思っております。同じ役でも人が変われば、また違った見所が出てくると思いますので、その辺りも楽しみに観劇して下さると嬉しいです。」


【読み師】田渕法明

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「今回マルチキャスティングという事で、毎回組み合わせが違うことによって、劇場内でのセッションのような空気になっておりまして、場がキュッと締まったり和やかな空気になったり、その場その場の空気をお客さまと一緒に感じながら出来上がっていくような作品だと思っておりますので、是非一緒に作品を作り上げるような感覚でご覧頂ければと思っております。」


【読み師】轟 大輝

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「今回、自分自身が座組で最年少ですので先輩たちの胸を借りる気持ちでしっかりと楽しんでいけたら良いなと思います。」

【読み師】田口 涼

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「この頃女性役をやる事が多くなってきたのですが、最初に演じた時に参考にさせて頂いたのがミカシュンさん(三上さん)でして、今回同じ役を演じさせて頂くという事で、ミカシュンさんよりはるかにヘボいなと言われないように(笑)一生懸命頑張りますので何卒宜しくお願い致します。」

【読み師】三上 俊

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「文學作品という事で難しい印象もあるかと思うのですが、今回は"伝える"という事をテーマに皆で作り上げてきましたので、わかりやすく楽しんで頂けるのではないかと思います。あと個人的な話なのですが明日の初日が、スタジオライフという劇団の同期の荒木健太朗と、劇団を辞めて以来初めての共演という事で本当に楽しみしています。是非俺と荒木の回を観に来て下さい!(笑)(一同笑い)」

【読み師】梅津瑞樹

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「この「極上文學」は"本格文學朗読演劇"と銘打たれておりまして、本格文學を朗読する演劇という事なんですけれども(笑)本格文學というとみなさま凄く硬く捉えてしまう部分あると思うのですが、全然そんな事は無くて、読むのが面倒くさいという方でも観て頂ければその世界に入りこめるというのが、今回やる意味での1つの最大の利点だなと思っております。僕も凄く小説が大好きで、今回この作品に携わらせて頂けたことが本当に光栄で仕方ないので、みなさまも是非その現場を目撃しに新宿までいらしてくださると凄く嬉しいです。」

【読み師】太田将熙

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「初めに言いたいのは、これは朗読劇では無いです!という位、本は持っているのですが凄く動いて、朗読劇なのに360度から観て頂けます。本当にみんな一瞬も隙が出来ないくらい熱い作品ですし、坂口安吾さんの書いた文學作品をキムラ真さんの演出と神楽澤さんの脚本によって本当に素敵な世界になっているので、それを僕らがそれぞれ体現していきますので、是非観に来て頂けたら嬉しいなと思います。」

【読み師】宮城紘大

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「僕は「極上文學」シリーズを一度観たことがありまして、その時にこの作品にプレイヤーとして参加したいなと凄く思っていました。今回その願いが届いてこの作品に鼓毒丸役として参加出来て本当に幸せです。稽古を通して、僕にしかできない鼓毒丸があると思いましたし、それぞれその人にしか出来ないみなさんの良さがあるなと思いました。この作品はどの回もみんな違ってみんな良いとお客さまが思えるように、僕たちは全力で板の上で生きたいと思います。是非、三上さんと荒木さんの回だけじゃなく、宮城紘大の回も観に来てください‼(笑)」

【読み師】荒木健太朗

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「荒木の回だけ観に来てください(笑)「極上文學」シリーズはずっと長い間やられてたという事なのですが、僕は今までシリーズものをやる時に、最新作が絶対ベストなんだという事を心に置いてやってきましたし、この作品もそうです。多分僕の鼓毒丸が1番面白いとは思うのですが(笑)...と、いう気持ちで皆それぞれいると思うんです。今日初めましてという人たちもいましたし、そのセッションも楽しんで頂けたらなと思っております。具現師も含めて、怪我も病気もなく全員で千秋楽を迎えられたらなと思っております。」

本格文學朗読演劇極上文學 第14弾『桜の森の満開の下』~孤独~は12月7日(土)から15日(日)まで東京・新宿FACEにて上演。

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